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愛。ギリシア語では、称賛に値するものに対する愛、特に男女間の愛をエロス、友情をフィリアというのに対して、アガペーは神の性質を表すのに用いられる。この愛は、神がご自身の御子を人間のために与えてくださったことにより示された。報いを期待せず、自己を犠牲にしてまで相手を愛する愛である。キリスト者も同じ愛をもって、他人を愛するように命じられている。
アイ。アブラハムがカナンに着いた時、ベテルの東にあった町。ヨシュアの指揮下の下にイスラエルがカナンに侵入したときに滅ぼされた。創12:8、ヨシュア7:2
哀歌。エルサレム陥落と捕囚とを嘆く、五つの詩からなる。神殿が破壊されたのを神が民を敵の手に渡されたしるしであると見て預言者は人々の罪を嘆き悲しんでいる。
愛餐。初代教会のキリスト者が聖餐式の時、あるいはその後に食事を共にすること。これによって、互いの愛と。キリストにある一致を確かめ合った。使2:46
→主の晩餐
アイネヤ。８年間も寝ていたルダの中風患者。ペテロによって癒された。使9:33
アイノン。バプテスマのヨハネが人々に洗礼を授けたところ。ヨハネ3:23
アウグスト。最初のローマ皇帝アウグストゥス。彼が命じた人口調査によって、マリヤとヨセフはベツレヘムに行った。ルカ2:1
あかしの箱。Ｓｅｅ→契約の箱
証し（あかし） 証言，証明などの一般的意味のほか，新約では，神の意志またはイエス・キリストについての証言という特別な意味で用いられる。（ヨハ 1:7，8，15，32，34，5:31以下，使 4:33など）。
アカシヤ。幕屋におく契約の箱を作るために用いた木材。シナイ半島の砂漠に生息する数少ない樹木の一つ。出25:10
アカデ。古代バビロニヤの都市で、ニムロデ王国を形成した最初の４市の一つ。創10:10
贖い。元来は代価を払って買い取るという意味であるが、キリストによる救いを意味するようになった。キリストの十字架における死は贖いの代価であり、それにより罪人は罪をゆるされ、義と認められる。
贖いの日。第７の月の１０日に、イスラエルの全国民は自らの罪を告白し、神に罪のゆるしときよめを願う。大祭司は自分自身と祭司の罪のため、また人々の罪のためにいけにえをささげ、身代わりの山羊を野に追いやった。レビ記16章
贖いのふた。契約の箱の中央上部にあり、純金で作られ、その上の両端に二つのケルビムが置かれる。贖いのふたは十戒を人の目からおおい隠す役目を果している。そして、１年に１度、大祭司がこのふたの上と前にいけにえの血を振りかけることによって、人の罪を贖った。出エジプト記25:17
アガボ。エルサレムの預言者。アンテオケ教会に大飢饉が来ると預言した。後に、パウロに、もし彼がエルサレムに行くなら投獄されると警告した。使徒11:28、21:10
アカン。イスラエル人がエリコを征服したとき、彼は神の命令に背き、金銀などを自分のものにした。このためにイスラエル人は次の戦いのアイで敗れた。ヨシュア記7:1
アキシ。ガテの王。ダビデはサウル王から逃れて、２度も彼のもとへ走った。サムエル記上２１：１０、２７：２
アキシュ。Ｓｅｅ→アキシ
アクサ。カレブの娘。カレブはキルヤテ・セフェルを占領したものに娘を与えると約束したので、オテニエルがそれを果し、妻とした。
ヨシュア記１５：１６
悪魔。堕落した御使いのかしらであり、神と人間に敵対している。サタンとも呼ばれる。悪魔はみことばの働きを妨害し、人間の霊を盲目にし、悪に誘惑する。マタイ４：１
アクラ。パウロの友人のユダヤ人キリスト者。彼とその妻プリスキラは、クラウデオ帝がユダヤ人をローマから追放した時、イタリアからコリントへ来た。そこでパウロの伝道に協力した。またアポロを導いた。使徒１８：２
アグリッパ。Ｓｅｅ→ヘロデ
悪霊。悪魔の支配下にある霊的存在で、その数は多く、レギオン（軍団）と自らを呼ぶほどである。かしらはベルゼブルと呼ばれる。彼らは人間の心の中に入り、人格を支配するが、そのような人は「悪霊につかれた人」と言われる。
明けの明星。明け方東の空に輝く金星のこと。イエス・キリストは自分をこの名で呼び、預言者はバビロン王をこの星にたとえた。イザヤ１４：１２、黙示２２：１６
アケラオ。Ｓｅｅ→ヘロデ
アケルダマ。「血の地所」の意。イスカリオテ・ユダが、イエスを祭司長に売り渡した代価銀３０枚で買った地所。使徒１：１９
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