「聖書の時代と風物」

31章  

33章  ラクダ
第32章

 
ライオン



ライオンは聖書で親しみがある動物です。
両方の聖書、特に旧約聖書に多く「獣の王」に対するおよそ200の言及があります。

特別な言及はその大きな強さによります
(士師記14:18 ;第2サムエル1:23 ;箴言 30:30);ひどい獰猛さ(詩編 7:2;17:12;22:13; エレミヤ2:30 、ネヘミヤ2:12);そしてその恐ろしいうなり(箴言19:12;20:2、イザヤ5:29 、 エゼキエル22:25、 アモス3:8 、第1ペテロ5:8)。
おそらくライオンにタイトル「動物の王様」を与えることで最も大きい影響を持った2つの特質は彼の敏速さと大きい強さです。象、サイとカバはライオンより大きくてもっと強いです。しかしそれらは不器用で、そしてライオンの足並みようには速くありません 。

カレブは、「キルヤト・セフェルを撃ち破って占領した者には、娘アクサを妻として与えると約束した。 カレブの弟ケナズの子オトニエルがそこを占領したので、カレブは彼に娘アクサを妻として与えた。」(士師記 1:12 ,13)。
キルヤト・セフェルは強く強化された都市でした。外部は強化されて、それは内側は軍隊によって上手に守られました。ユダの兵士たちは都市の後に次の都市、続く場所から場所へと次々に攻略していました。しかしキルヤト・セフェルに来たとき、誰もそれをとろうとする危険を冒すことを望みませんでした。彼らのリーダー、カレブは、誰もその都市を攻撃しなかったのを見たとき、挑戦を投げかけ、誰でも都市をとる人は彼の娘アクサを彼の妻とするであろうと、約束しました。

男、オテニエルは挑戦を受け入れました。
「オテニエル」は「神のライオン」を意味します、そしてその名前はよく彼に似合っていました。 彼は都市に対して大胆な戦士の兵隊を指揮しました、そして彼のライオンに似た性質で彼はそれをとりました。彼の大胆な冒険は、大きな強さと敏速さを見せました。彼は彼自身が彼の名前に忠実であることを示しました。

オテニエルがそれほど大胆に、そして勇敢にキルヤト・セフェルを攻略することに彼の力を実践したずっと後に、彼は、異教徒の王の支配を受けていた結果として人々の精神的な棄教を観察しました。 彼は、軍隊を配置するように導く神の召しに応答しました。そして強い力と速さで壮麗に彼の兵士たちを配置しました。彼は、人々をメソポタミアの異教徒の王の圧制から解放して、そして「士師」として知られているイスラエルの最初の支配者となりました。40年の彼の支配の下で土地は安息と安全を得ました。

「オテニエル」は、ただライオンだけではなく、「神のライオン」を意味します。
彼は個人的な方法で本当に神を知っていた男 − 神を信頼した男 − でした。 神を信頼することを学ぶどんな人でも、ライオンと同じぐらい強くなり得ます!
オテニエルは異教徒の神々と支配者に隷属し、棄教した人々に対して怒りました。 神の霊の指揮の下に彼の強さを用いて、この邪悪に反対して戦いました。

人は誰も、神を知り、神からその人自身の力を引き出さなければ、生活の危機の中で打ち勝つことができません。

偉大な使徒パウロは、「わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。」(ピリピ4:13)と言いました。

ある人たちは悪魔のライオンです。ある人たちは神のライオンです。
あなたはどうですか?
「オテニエル」という名前があなたに合いますか?
あなたは神のライオンですか?


 

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