皆さん、いかがお過ごしですか。

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２００５年４月２５日
「演習、サイバーテロ」
４月２４日、多くのコンピューターが機能ダウンしたと報道されていた。原因は単純なもので、ウイルス対策ソフトのバグによるものでした。バグとはプログラムの不具合、ミスの事です。一つのミスにより企業個人を問わず数１０万の機械が本来の機能を保てなくなりました。問い合わせは１７万件、まだ問い合わせないで孤軍奮闘している人、ネットのフォーラムでは既にリカバリーした人も多いようです。ソフト会社では購入している契約者数は３５０万といっていますから、ライセンス違反があればもっと多いかも知れません。３５０万台以上、最大で４００万～５００万台に可能性があるのでしょう。。いまだに、ウイルス対策もスパイウエア対策も最新にしていないで、パソコンをネットに繋いで使っていると言うことを聞きます。今回の事態から、自動更新のために常時接続している環境では、悪意のあるサイバーテロには無防備であることがわかります。ウインドウズを提供しているマイクロソフト社は、ネットに繋がっている全世界のウインドウズマシンを一時にして止る事ができます。（現在のウイルスの中には機能があるものもありますが）、プログラムでハードディスクを壊すこともできるわけです。もちろん他の悪意のある人も、セキュリティの甘いコンピューターに対しては不可能ではありません。新聞には、企業や行政にはこのウイルス対策ソフト会社のトレンドマイクロ社に「怒り」が、とも書かれていました。それは当然でしょうが。個人が掲示板を楽しんだり、ネットサーフィンやゲームで遊んでいる分には、パソコンが止まってもたいしたことにはなりません。しかし企業や行政は別です。ウインドウズに頼ることのもろさは、はやくから指摘されていましたが、その不安が実際の物になりました。また、それぞれのコンピューター管理者にはこの事態に対処出来る能力が無いことをも今回は示したという訳ですね。お粗末なコンピューター社会ですね。