何かについて話すときは、自分の事は棚に上げて触れないようにしないと話は進みません。
と言うことで、（お前はどうだ？）と聞かないでください。

今、朝日新聞に、「病院は変わる？医療は今」が連載中です。病院や医療が変わることが新聞などに載ることは新しく珍しいことなのでしょうね。

私の妹は二月前みぞおち当たりが痛むので入院しました。胆石の疑いで検査をし異常なく、２．３日先に別の検査をしましょう、と言うことで、その検査前に死亡しました。死亡診断書には心不全と書かれていたとのことでした。死後、解剖して貰ったら、死因は発症５日後の大腸の横行結腸の腸閉塞で、腸内出血も多量と記されていました。入院したのは、大阪の堺市のかなり大きい病院ですが、途中の血便や、ベッドから転げ落ちる痛みにも、格別の配慮はなかったようです。

知り合いの獣医師とこの話になりましたら、一昨日も、死亡するような病気ではない患者（犬）に、夜も獣医師夫妻が交替で付き添ったと言っていました。幸せな犬と飼い主だなあと思ったことでした。

また先程老人介護施設で入所者をやけどさせて死なせてしまった、殺人事件の報道がありました。
言うことを聞かないのでかっとなって、とのことですが、医療や老人介護は、精神面、肉体面でも幅広い知識が必要でしょうし、高度な判断力や洞察力も備わっていなければなりません。

専門職の経験が豊富であるか、浅いかを外面から知ることはできませんから、働く人が、適格でなければその人をサポートするシステムも必要でしょう。
病気や事故にはやむを得ない事情もあります。が、それが止むをえないことだったと、納得したいと思うこともあります。