故あって、結婚式の司式を頼まれ引き受けることとなりました。

２月の２６日の予定。当地は九州の大分県とは言え、山間部です。冬は寒く雪も積もることもあります。新郎新婦のたっての願いということで、高台の、ある施設の庭、つまり屋外で、午後４時からの挙式を希望していることでした。ただし雪が降ったり、雨が降ったりしているときは屋内でと言うことで安心しました。

当日は、午後１時から保育園の来年度の新入園児の入園説明会があり、終えてから車で４０分の隣の市の会場までいくことにしました。結婚式の後、所用で大阪に行く予定も入っていました。めったにない忙しい日となりそうでした

寒さが続き、１週間前から次第に天気が気になり、前日には予定日の日中の気温の予報は、午前中は０度、午後は１度となっていました。
さて、当日の午後になると、こちらではかなりの雪が断続的に降り始め、会場でも雪だろうからと内心ほっとしておりました。
会場に近づくにつれ、天気は良くなり、晴れてきました。３０分前に無事に到着、屋外での会場設営も終わりの様子でした。聞けば午前中は雪が降っていたが、午後になって止んだとのことでした。

式は厳かに始まり、
わたしは、指が凍え、式次第の紙をめくる手が２度ほどスムーズに動きませんでした。
寒い屋外になることも考え、あらかじめ７から８分にした説教をさらに２から３分短くして備えてはいましたが、
やがて厳かに終わりました。

結婚式の後は、同施設のレストラン（もちろん屋内）で披露宴をされ、出席の皆様も暖がとれたこととおもいました。

今日、支配人から電話をいただき、「みなさん好評でした」と言っていただき、ほっとしたところです。

新郎新婦の前に立っても寒いことがあるという、結婚式でした。

お二人、またご家族にとっても、わたしにもきっと忘れられない思い出となることでしょう。
お二人のためにイエス様の祝福をお祈りしました。