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タアナク。協会訳→タナク。
大祭司。祭司職の最高位者で、主の前に民を代表する。シナイでの契約の後、アロンが最初の大祭司に任命され、代々その職を継承した。出２８：１。
高き所。初めは真の神にいけにえをささげるために築かれたが、次第に偶像礼拝の祭壇となった。エルサレムに神殿が建設されて以来、それらの祭壇を使用することは禁じられた。レビ２６：３０、Ⅱ列１２：３。
ダゴン。ぺリシテ人の神。穀物などの豊穣祭儀神。メソポタミヤ地方では前二五ＯＯ年ごろから崇拝されており、カナンの偶像神バアルの父と言われる。神の箱の前に倒れた。Ⅰサム５：２。
助け主。そばにいてとりなしてくれる人のこと。新約では次の二つの意味で用いられる。（１）主イエス・キリスト。弟子たちと共に生きて助けたのみでなく、今は神の前で私たちのためにとりなしてくれる。（２）聖霊。信徒と共にいて、その内に宿る助け主である。ヨハ１４：１６。
タダイ。十二使徒の一人。別名ユダ。イスカリオテ・ユダと区別するため、もう一人のユダと呼ぼれた。マタ１０：３。
ダタン。コラやアビラムと共にモーセに反逆し殺された人物。民１６：１。
立琴。Ｕ字型または弓型の中に弦を張ったもので、弦は三本から二十本くらいのものまであった。Ｉサム１６：１６。
たとえ。神の真理を私たちのよく知っている物事を例として示し、聞く者が判断して、その真意を理解できるようにするもの。イエスは多くのたとえを用いた。
タナク。イズレエルの谷の端にあるカナン人の町。バラクが近くでシセラと戦った。後にレビ人の町となった。ヨシ１２：２１、士５：１９。
ダニエル。バビロン捕囚に会ったユダヤ人貴族の青年。他の三人と共に選ばれてバビロンの教育を受けた。夢と幻を解く能力があり、ネブカデネザルの夢を解き明かした功績によってバビロンの高官となった。ダニ１：６。
ダニエル書。大預言書の最後のもの。圧制と迫害に対する力強い励ましの書である。一～六章は捕囚とされていたダニエルと友人たちの物語、七～十二章はダニエルの幻である。異教徒の迫害者は滅ぼされ、神の民は勝利を与えられると預言する。
種を入れないパン。イーストを使わないで焼いたパン。出エジプト時のあわただしい出発を覚えるために、過越の祭りの時、七日間これを食する。出１２：８、,民２８：１７。
種を入れないパンの祭り。→過越の祭り
タパネス。協会訳→タフパヌヘス。
タビタ。ドルカスのアラム語名。使９：３６。→ドルカス。
ダビデ。エッサイの子。羊飼いであったが、サウル王の婿となり、サウルの死後イスラエルの王として四十年間治めた。エルサレム遷都、王国統一、戦勝による領土拡大など繁栄の基礎を築いた。Ｉサム１６：１３。
ダビデの子。イスラエル民族は、メシヤをダビデ王国を再現する理想の王と考えていた。ゆえにメシヤをダビデの子と呼ぶようになった。マタ１：１、マルコ１０：４７。
タフパヌヘス。ナイルデルタ東部のエジプトの町。預言者エレミヤがエルサレム陥落後、連れていかれた。エレ４３：７。
タボル。イズレエル平原から険しく切り立つ標高五五Ｏメートルの山。士帥時代にバラクが軍隊を結集させた。士４：６。
ダマスコ。アラムの首都。治療のために預言者エリシャを訪れたナアマンの故郷。パウロはダマスコ途上で復活の主に出会い、回心した。創14:15、Ⅱ列5:12、使9:3。
タマル。ｌ ユダの長子エルの妻。タマルがやもめの時、ユダは誤って彼女と通じた。その結果、ペレツとゼラフのふたごが生まれた。創３８：６。 ２ ダビデの子アブシャロムの実妹。異母兄アムノンに辱しめられた。Ⅱサム１３：１。
堕落。人間はサタンの誘惑に負け、自己の自由意志によって神に反逆する罪の道を選んだ。その結果、人間は創造された時の正常な状態を失い、堕落した状態に落ちた。この状態はアダムだけでなく、彼の子孫である全人類に及んだ。神は人類をこの状態から救い出すために、キリストを遣わした。
タラント。マタ十八：二十四、二十五：十五、→貨幣。
ダリク。ぺルシャで流通した約八・五グラムの金貨。Ｉ歴29:7、エズ2:69、→貨幣。
タリタ、クミ。アラム語で「少女よ。起きなさい」の意。マコ５：４１。
ダリヨス。１ メディヤ人アハシュエロスの息子。カルデヤ人の王ベルテシャツァルが殺されて後、王となった。ダニエルはこの王が布告した法律によって獅子の穴に投げ込まれた。ダニ５：３１。 ２ ぺルシャのダリヨスＩ世。ユダヤ人の神殿再建を励ました。エズ４：５。 ３ ぺルシャのダリヨスⅡ世。ネヘ１２：２２。
タルシシ。協会訳→タルシシュ。
タルシシュ。ヨナがニネベヘ行けとの神の命令にそむいて船で逃れようとした地。イスパニヤ。ヨナ１：３。
タルソ。トルコ南部を占めるキリキヤ州の首都。パウロの生地。使９：１１。
タルタン。→ラブ・シャケ。
ダルマテヤ。アドリヤ海東岸の地方。テトスは、恐らく伝道のためにここに行った。Ⅱテモ４：１０。
ダン。１ ヤコブとビルハの息子。ヤコブの第四子。イスラエル十二部族のダン族の祖。創30:6。 ２ ダン部族に属する地、またイスラエル最北端の町。「ダンからベエル・シエバまで」とは、北から南までイスラエル全土という意味。創14:14、ヨシ19:47。
断食。律法では贖いの日、第七の月の十日に行われた。バビロン捕囚後には年に四回行われた。ネブカデネザルがエルサレムを包囲した第十の月の十日、エルサレム陥落の第四の月の九日、神殿が破壊された第五の月の七日、総督ゲダルヤが殺害された第七の月の二日である。ゼカ８：１９。
タンバリン。歌や踊りの伴奏用として婦人たちによって用いられた。ミリヤムは、イスラエル人が葦の海を渡った後で、タンバリンを持って歌った。出１５：２０。
タンムズの月。第四の月。太陽暦の六～七月。初ぶどうの熟すころ。
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